KICKSな人たち

一日で5人もの素敵な人たちと会ってきました。

きもの仲間でありWebデザイナーのこばちゃんがフリーのWebデザイナーさんを紹介してくれるというので、昼前に家を出て銀座へ。
初めて会うSちゃんは、生き馬の目を抜く？Web業界でバリバリ仕事しているとは思えないほどほわんとした雰囲気。でいて「デキる」オーラが漂っていて、さすが育児と仕事をしっかり両立しているだけあるなぁ、という第一印象。

こばちゃんも交え、他ではなかなか話すことのできない、フリーならではの仕事の進め方やお金のこと、時間の使い方やポリシーまで、駆け足ながらも情報交換ができて良かった。「これからも末永くおつきあいしてください」とお願いして、今日のところはバイバイ。

そのまま山手線で新宿へ。
一丁目（新宿御苑駅あたり）までてくてく歩いて「TULLY'S」へ。
次の約束は17:00。クライアントのKさんと待ち合わせなんだけど、約束の時間までには2時間ほどの空き。

「本日のコーヒー」Tallサイズを飲みつつ、買ったばかりの本を読んでいるうちにあっという間に17:00に。そういや、無心に本を読むような時間はとんとご無沙汰だったな〜、なんて思いつつKさん＆相棒のMさんと合流。

KさんとMさんは、いつ会っても自然体。一見したところではその辺のあんちゃん（ゴメン！）なのに、たった3人の会社では抱えきれないくらいの仕事をこなしている。超多忙なんだけどいつもなんとなく楽しそう。「仲間」という言葉がぴったりくる。

そのおふたりから、私にはもったいないような刺激的なお仕事をオファーしていただき、ありがたく引き受けることに。今はとにかく場数を踏むことが大事だと思うので、失敗をおそれずガンバリます。このふたりなら、多少失敗しても笑って許してくれるだろうし。

「TULLY'S」で打ち合わせを済ませて、3時間以上ぶりに店の外に出たのは18:00。あたりはもう真っ暗。

そこから新宿駅の方に向かい、途中の「伊勢丹」でぷらぷら。
この後は、いつも私に仕事の指標を教えてくれる頼れる友人Nくんと飲むことになってます。

「伊勢丹」で1時間半ほど時間をつぶした後、仕事終わりのNくんがつれていってくれた「知らなきゃ絶対入れない」感じのお店にておいしいお酒と食事で盛り上がる。

SEO、ディレクションって？、自転車最高、10年後のWeb業界って？、猫かわゆす、自分のキャリアをどう重ねるのが正解？、強く願えば叶うよね。

4時間以上、休まず話し続けたためネタは多岐に渡るのだけど、主に仕事関係の話をしていると2人には不思議なほどに合致点が多い。やりたいこと、ありたい姿が似ているのだろう。

私はいろんなものに妥協するのがイヤで組織を離れたけど、ひとりになったら諦めずに済むか、といえばそんなことは全く無い。逆に「食べる」ために妥協しまくらなきゃいけないことも多々ある。
でも、だからといって理想を捨てたらダメなんだ。ビジョンを描く手を休めず、さらにそこに近づくための努力をし続けなきゃいけない。あぁ、めんどくさいな。でも楽しいな。
Nくんと話しているとそういう気持ちが強くなってくる。

常々「組織を離れて良かった」と思うことの方が圧倒的に多い。
でも今日みたいに、私を休ませてくれないカッコいい人たちがいつの間にか自分の周りにたくさんいることを再認識すると、「良かった」どころじゃない、ガツンと衝撃すら感じる。

この先何が起こるか分からないけど、私の人生に確かにこういう瞬間があったということを忘れてはいけないな。と思う

さて、ずいぶん長々とまじめに書いてしまったので、最後に「おならぷー」の歌を歌います。
♪おならぷー　おならぷー...あ、TULLY'Sで読んでた伊集院光の本に影響されちゃった。
「のはなし」、めちゃくちゃ面白いです。増刷されて手に入りやすくなったので、是非。

りこ（2007年10月29日 23:12） コメント(4)|トラックバック(0)