[henyohenyo]LIVE

行ってきました大阪!!

Boyz II Men with New York Symphonic Ensemble JAPAN TOUR 2009」の7/29の公演に参加するため、前日の28日に関西入り。滋賀の実家に泊まって、当日は開演2時間前に大阪へ到着。開演前にとんでもないアクシデントに見舞われるも結果的にはすべてが解決して、大満足のひとときを過ごしたコンサートのレポートをば。

まずは「Boys II Men」についてご説明。
彼らは4度のグラミーに輝く世界的なスーパーグループ。洋楽にうとい私でも、彼らのアルバムを1枚(あれ?2枚だったっけな?)持ってるくらいなんだから、その人気は相当なもの。
そして今回はBoys II Menにとって初となるオーケストラとのジョイントコンサートなわけですが、このオーケストラの編曲をなんとなんと!!学生時代からの友人である江口貴勅くんが担当してるってんでェ、「こりゃいかなきゃダメでしょ」と張り切ったわけです。

会場の梅田芸術劇場には熱心なファンが多数。中高年が多いと思いきや、意外と若いおにいちゃんもいる。サングラスに、背中に「Boys II Men」ロゴが入ったTシャツ姿で気合が入ってます。一方、イブニングをまとってオシャレした女の子の姿もちらほら。せっかくのゴージャスな企画なんだから、ドレスコードを設けてもよかったかもね。

ほぼ定刻どおりに幕が開いたらちょっとびっくり。あれ?6人いるよ。Boys~って3人だったはずだけど...。
なんと、ステージ上にいるのはRag Fairでした。いつの間にかオープニングアクトでキャスティングされていたらしい。聞いてないよ。

Rag Fairといえば、ネプチューンの番組で出てきた人たちってことと、リードボーカルの土屋くんがたまにタモリ倶楽部に出てるよねぇ、くらいの知識しかない。
もちろんヒット曲はいくつか知ってるけど、正直どうなのかな~、と思ってましたが...。
よかったです、彼ら!なんか、急に決まったっぽいのに一生懸命会場を盛り上げようとしてるのが伝わって好感が持てた。エンタテインメントに徹してるのと、メンバーみんなが楽しそうなのがいい。ファンになりましたよ。

ところで、外国のミュージシャンのコンサートではこういうのが当たり前なんですかね?私は外タレっていうとパパDulferしか知らないので...。パパのライブでは前座はなかったなぁ。

そうこうしているうちにとうとう本編スタート。曲順は以下のとおり。ちなみに曲順リストはオフィシャルサイトからもってきたんだけど、オフィシャルでネタバレって...いいの?わはは。

One Sweet Day(Instrumental)
Oh Well
Bended Knee
Pass You By
Girl In The Life Magazine
Water Runs Dry
I Will Get There
It's So Hard To Say Goodbye
~休憩~
First Love(Instrumental)
4 Seasons
I'll Make Love to You
Song For Mama
Color of Love
So Amazing
End of The Road

すごいでしょ?おなじみのあの曲にあの曲に...。

2曲目の「Bended Knee」まではなんとな~く音と歌があってないような気がしてちょっと落ち着かなかったんだけど、「Girl In The Life Magazine」はすごかった。ぞくぞくした。楽器と人の声が完全に調和した(と感じる)瞬間がいっぱいあって、震えました。

これは素人の感想ですが、彼らの歌には弦楽器が異常にマッチする。弦の音と一緒になると、いきなりメンバーが30人くらいに増えたような厚みが出るのね。ただ、管楽器とは合わない気が。ホルンは合ってたけど、金管楽器の音が入ってくると耳が「きーん」ってなる瞬間が何度かありました。でも、サビとか「ここぞ」というときに管楽器が鳴るとウワっと一気に盛り上がる感じがしたので、使いようなのかも。

余談だけど、ASKAのシンフォニックツアーは、そういう意味では引っかかるところがまったく無かったことにあらためて気づいたりもしました。ASKAの場合はアレンジも日本人(藤原いくろうさん)だし、時間の掛け方が圧倒的に違うだろうから、当たり前といえば当たり前なんだけど。
あとボーカリストの声量の違いもあるんだろうな。ASKAだって相当なものだけど、たったひとりの声と、パワー十分な黒人3人の声とではそりゃ違うよね。

話がそれました。
休憩後は、Boys~のみなさんももう完全にペースをつかんだ感じで、安定感たっぷり。「I'll Make Love to You」でぐーっと持っていかれて、「Song For Mama」「Color of Love」で完全にノックアウト。涙ぽろぽろだったよ。

人の声ってすごいなぁ。音楽ってすごいなぁ。

歌詞はほとんど分からなくたって、声とパフォーマンスだけで人間、泣けるもんなんだよね。
「ホンモノ」ってこういうことなんだなぁと思った。
もちろん、この感動はオーケストラの演奏があってこそ。たかちょくくんに大拍手です。

最後は、会場中がスタンディングオベーション。私も力いっぱい立ち上がってきましたよ。

残念だったのは、意外にも空席がちらほらあったこと。チケットはちょっと高いけど、珠玉のサウンドは聴く価値アリ!8/4の横浜公演はまだちょっとあまっているみたいです。お近くの方は、ぜひ。

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最後に、開演前に発覚した「とんでもないアクシデント」の話を。

それは、私が持っていたチケットが「29日公演分ではなく28日分だった」というメガトン級のオチ。
つまり大阪に行く前日、滋賀の実家でのんきにしゃぶしゃぶを食べていた時間、私が取ったあの席は空いたままだったワケで...。そして大阪に向かった29日は、どんなにチケットを見せても会場には入れないワケで...。

この大惨事に気づいたのは開演1時間半前。鏡を見なくても、これがホントの顔面蒼白、って顔になってるのがわかった。同行した母が「当日券を買おう」と励ましてくれるものの、10,000円のチケットをあらたに2枚購入する気にはなれず、かといってこのまま帰るのはあまりに悲しい。

とりあえず江口くんに挨拶してから考えようと、彼の携帯を鳴らしたところ、爆笑しながら関係者席を確保してくれました。
いつもエロ男爵とか言ってゴメン...。なにかっていうとケンカふっかけてゴメン...。もう一生、貴方には口ごたえいたしません。うぅぅ。

そんなこんなでなんとか会場に入ることができ、開演前の慌しい楽屋につれていってもらったところ、同じく学生時代からのつきあいになる田島くん発見!今回、江口くんのサポートをしていたそうで。思いがけず懐かしい再会となりました。

そうそう、終演後に大阪駅に向かって歩いてたら、Ragの土屋くんが思い切り正面から歩いてきました。目があって、「ん?なんだか見たことのある顔だけど、知り合いだっけ?」と思ってふりかえったら土屋くんでした。あまりにフツーに歩いてて、かなりビックリ。あんなに無防備で囲まれたりしないのかなぁ。

それにしても、今回のドジッ娘☆ぶりは我ながらあまりにひどい。
しばらく反省の旅に出ます。

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Boyz II Men。4度のグラミーに輝いたこのスーパーグループを知ってる人が、私の周りには意外に少なくてビックリしております。知らない?うーん、知らないかぁ。
...なんて偉そうに言いつつ、私もアルバム1枚(「II」)しか持ってないんだけどさ。

とにかく、名実ともにスーパーな彼らがオーケストラとともに歌う初の試みが、日本で開催されることになりました。演奏はニューヨーク・シンフォニック・アンサンブル。指揮は、かのバーンスタインのお弟子さんでもある高原守氏。

で、で。ここからが本題。
このコンサートの全曲アレンジを、なななんと、学生時代からの友人江口貴勅くんが担当するのだー!!
江口くん...今どき珍しい王子キャラのナイスガイですよ。男前ですよ。がしかし、同時に遅刻上等天然炸裂オヤジギャグ連発のダメ大人なんだよぉぉ。

あの江口くんが...タカチョクが...。
あのBoyz II Menのオーケストラアレンジ...すごい、すごすぎる。

最寄りの横浜公演は、ちょうど講師日にあたるので行けませんが、初日大阪公演のチケット押さえました!江口ファンの母と一緒に行ってまいりやす。
Boyz II Menの美しいメロディーは、オーケストラと相性ぴったりのハズ。真夏の夜の夢のようなひとときを過ごしたい方、是非に。くわしくは特設サイトへ。

http://b2m-nyse2009.com/index.html

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ひさびさのご当地ライブ。ツアー2日目の千葉県文化会館に、プロヴォーカリストの佳世乃嬢をお誘いして行ってきました。

今回の座席は1F13列。ステージまでの距離は過去最短です。いやでもテンションあがるぅ。
実際会場に入ってみると、「13列」といっても1列ごとの間隔が狭いのでさらに近い印象。

予定より15分遅れていざ開演。
最初の数曲はややぎこちないものの、MCを挟んだあたりから会場の温度がぐっと上がっていく。

そして今宵、ワタクシはASKA先輩の完全復活劇を見届けました。

すごかった。とにかくすごかった。
ここ数年の、ライブ会場を出たあとの何ともいえない物足りなさ...「悪くはないけど...うーん、こんなもんか」という諦めのような不完全燃焼感が一切ありませんでした。中学のころチャゲアスに出会い、子供心に「いいなあ」と思って以来アルバムだけは買い揃えるものの今ひとつ踏み込めなかった私の心を引きずり倒した「kicks」ツアー。一度観たステージが忘れられなくて必死でチケットを探し、再度会場に足を運び、直後にファンクラブに入会。そのくらいの力を持った、あの大迫力。あの歌声。あの抗えなさを思い出しました。

凄まじいまでの声量、フェイクの美しさ(ほとんど楽器!)に圧倒される「けれど空は青」、コード進行をがらっと変えて難解かつより感動的に生まれ変わった「PRIDE」、ライブでその魅力を最大限に開花させられた新曲「あなたが泣くことはない」、どれもこれもがとてつもないパワーを持って歌い込められてました。
「こんなにイイモノ聴かせてもらって、チケット代あんなんでいいの?」って思った。ホントに。

正直、開演前は「新アルバムもできてないのにツアーかよ、け」という気持ちがあったりなかったりだったけど、そういう次元じゃない。歌が持つ、音楽がもつ力をあらためて思い知らされました。

もちろん、ファンならではのひいき目ですよ。でもね、白眼むいて熱く語りたくなっちゃうくらい良かったのよ。
ご一緒した佳世乃嬢は、一時はメジャーの世界に首をつっこんでいた人なので(多くは語らないけど)まぁ色々な思いをくぐり抜けて今にいたるわけです。今日、たまたま不思議な巡り合わせから、長いこと封印していた「ジャパニーズポップス」をあえて解禁してつきあってくれて。その上で、ASKA先輩の音楽を全く知らない彼女にも、それなりの揺さぶりはあったらしい。とにかく、そのくらいすごかったんだよ。

余談だけど、私の席からちょうど先輩の背中が見えたの。ステージ下手に設置してあるグランドピアノの前に置いてあるアクリル板に先輩の背中が映ってて。正面顔を見てるだけだとライブDVDと変わらなくって、なんだか画面を見てるような気分になるんだけど、リアルタイムに動く背中を見てたら「あぁ、そこにホントにいるんだなぁ」って。当たり前なんだけど感動してしまった。
キャ、我ながらキモイ☆

終演後はかよの嬢オススメのお寿司屋さんでおいしいモノをたんと食べ、地酒をたらふくごちそうになってゴキゲンで帰ってきました。あ〜。シアワセ〜。

さーて。明日から、少ないコネを総動員して関東近県のチケットを探そうっと。

写真は、今回のツアーのチケットに印刷されているもの。かっこよすぎてムカつく!!

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きもの友達のmakiちゃんに誘ってもらって、「着物 de JAZZ」というライブイベントに行ってきました。

ベースとギターのデュオ。ベーシストはなんとなんとRon Carter氏。...といっても名前を知ってるだけなんだけど。
でも、私ごときが知っているということは、つまり「超有名」ってことなんですよ。あのMiles Davisと一緒に演奏していたこともあるんだから、そりゃぁすごい人にきまってる。

肝心のライブは、結論から言うとチョーよかった!!デュオのJazzなんて、下手したら寝ちゃうんじゃないかと思ってたけど...あにはからんや、アンコールまでお目々バッチリでした。

弦楽器の演奏をまじまじ見る機会なんてそう無いから、「え?ギターって、ベースって、そんな複雑な演奏もできちゃうの?」とオドロキの連続。
なんかもう、熟成しまくってるゴージャスな音にどっぷりつけ込まれた気分。濃かった...そしてロンおじさまが素敵すぎてしびれました。願わくば、ひとことくらいMCを聞きたかったわ。最初から最後まで完全に無言だったので。
ギターの山口武さんもとにかく「うまい」。こってり、お腹いっぱいでござんす。

写真は、終演後にロビーで。おいらの着付け、グズグズだぁ。帯が下がりまくりデス。しょぼん。

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昨日、上手い具合に仕事が空いたので、ここぞとばかりに行ってきました「ハマザキコミネ」のファーストライブ!

あ、「ファースト」と言っても新人さんじゃございやせん。ハマザキ=浜崎さんは、あの「フライングキッズ」のVo.浜崎貴司さん。イカ天世代にはたまらないでしょ?
コミネ=小峰理紗さんはアニメの主題歌で知られる実力派。そのふたりがタッグを組むというんだから、悪いハズがありません!

なーんて、これまでこのブログで一度も登場したことのないハマザキさんコミネさんのステージをナゼ唐突に観に行くことになったかというと、このふたりのファーストアルバムに「Co-Producer」という肩書きで参加している江口くんが出演するからなのでした。

江口くんは学生時代からの友達で、現在はバリバリのミュージシャン。最近は表舞台に立つことが少なかったのですが、久々に演奏するということなので、渋谷までのこのこ出かけていった次第。

ファーストアルバムをひっさげてのファーストライブということで、序盤はちょこっととっちらかった印象もあったのですが、そこはもう二人の歌唱力・オーラのパワーでぐいぐい引き込まれました。中盤以降はステージ上がどんどんイイ感じで乗ってきているように見えて、客席もどんどんあったかくなっていって、終わる頃に会場がシアワセな空気で満たされてました。いいステージだった〜。

終演後、控え室で江口君に差し入れ(ワイロ)のビールを渡しつつサインをもらえないか切り出したら、わざわざ別室のコミネさんに声をかけてくれました。コミネさんはていねいにサインしてくれて、さらにむこうから握手してくれて...いい人!
ステージ上ではすごく大きく見えたけど、間近で見ると小さくて可愛らしい方でした。

そうこうしてたらハマザキさんが通りかかったので、ハマザキさんにもサインをいただいちゃいました。すげぇオーラ!目が、尋常じゃない迫力でした。疲れているのにお話してくれて嬉しかった。

すべて江口くんのおかげですね。ライブから終演後まで、いい経験させてもらいました。ありがとう!

写真は、終演後にあべちゃんと入った沖縄料理屋さんで美人バーテンダーのお姉さんに撮ってもらったもの。サイン入りCDもご披露してしまいましょう。

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