きもの
イメージトレーニングはしっかりと
現在は、第三次きものブームらしいです。たしかに、街に出るときもの姿の若い女性がたくさんいますよね。
ファッションリーダーは豆千代さんでしょうか。豆千代さんのコーディネイトや着こなしは本当に素敵です!「豆千代の着物モダン」を、ため息つきつつ何度眺めたことか。
ただ、今巷でブームになっている「アンティーク着物」は、豆千代さんや「KIMONO姫」のモデルさんなど他人が着ているのはとっても素敵なんだけど、色彩感覚がぶっとびすぎてて、真似しようにも正解がまったくわからない!
私が好きな洋服ブランドは「NATURAL BEAUTY BASIC」みたいなシンプルで色味が少ない「おとなしめ」なもの。そんな人間が、「きものだから」と意気込んでブームに乗っかろうとしてもそりゃ無理です。でも、それに気づいたのはきものを集めはじめてしばらくした頃。我に返るとやたら色数の多いきものアイテムが手元に集まっていました。
オレンジとショッキングピンクと黄緑で構成された足袋をいつ履くのか。できることなら過去に戻って、自分を殴って止めてやりたい気分です。
...つまり何が言いたいかと言うと、「人間は簡単に変われるものではない」ってことです。好きなテイストというのはそうコロコロと変わるわけがなく、また「何が似合うか」は自分が一番良く知っているものです。ブームに流されず、「自分らしさ」を見失わないことがとても大事。
きものを着たから顔がキレイになるわけでもなくスタイルが良くなるわけでもない。地味顔で背が低い自分に似合うのはド派手な銘仙ではないなぁー、と考え直すようになってから、自分らしいセレクトができるようになりました。
きものは黒や茶色ベースの落ち着いた紬。そこにエンジやグリーンなど発色のキレイな帯をあわせるのが、今のところ私の定番です。
ただ、おもしろいもので、おとなしそうな人でも派手なきものを着こなしていると「それなり」に見えます。それがきもの人気の理由のひとつかもしれません。結局は好きなものを着るのが一番ですよね。
