恋愛セミナー

友達づきあいの一環で、恋愛セミナーに参加してきました！
セミナーといえば仕事関係しか参加したことが無いので、恋愛セミナーとやらがどんなものかまったく想像がつかないまま神田界隈へ。

講師は志摩純一先生。プロフィールを拝見すると、かなり輝かしい経歴をお持ちです。そして、医者の立場から語られる恋愛論ということで興味深く非常に聞かせていただいたわけですが。が...

ひとまずの感想は、「ふるい！」（スミマセン！！）。

男性と女性の「本能的な差異からうまれる恋愛観のズレ」を認識し、それをふまえた行動・言動をとることで男女関係はうまくいく...というような主旨だと思うのですが。そしてその切り口そのものは興味津々なのですが。
志摩先生が語る女性像が「受身」で「男性の庇護のもとにある」ことを前提としているので、どうもしっくりこないのですよ。多くのトラブルを実際にご覧になった上で導き出した理論らしいのですが、「それっていつのサンプル？」と少し疑ってしまいました。

こんなことを言うと「本質的な部分は100年前も現代も変わらないんだから、サンプルの鮮度は関係ない」と反論されてしまうかもしれません。でも、人のふるまいって、時代背景や文化の流行に左右される部分も結構多いんじゃないかと思うんですよねー。

かつて、「浮気は男の甲斐性」なんていわれた時代がありました。女性と男性の性欲には差があるんだから男性の浮気は仕方のないこと、なんて話も聞いたことがあります。でも、平安のころは女性もすごかったんでしょ？夜這いカモーン！みたいな。
また、女たちが大して肩肘はらずともキャリアを重ねつつ自立して生きていくことができる昨今、恋愛論を語るなら「今」のリサーチがもっと必要だと思うんだけどなぁ。

ちなみに、「草食男子」について「本音はがっつきたいんだけど断られるのがコワくて手が出せないだけ」といったお話もありましたが...ホントかなぁ。私の周りには「草食」がいないのでよく分からないけど、心底性欲が減退している男の子も世の中にはいそうな気がするんだけど。

というわけで、基本的には「？」がつく時間の方が長かったのですが、もちろん参考になるお話もありました。
今回、（個人的にはマナー違反でやっちゃいけないことだと思ってるのですが）セミナーの内容を時々twitterに流してたのね。最初のうちはネタっぽくオモシロ部分をかいつまんで流したのですが、読んでくれる方がだんだん増えてきたので、自分が納得できるお話も流してみたのです。そしたらかなりの反響をいただいてビックリ。「うなずける」「なるほど」「耳が痛いなぁ」といった感想、そして最終的には私の直接のfollower以外からも「勉強になりました」ムードが漂い始め...うん、さすがに響くところはしっかり響くんですね。

私はそもそも「恋愛に一般論は通用しない」派なので今回の話を積極的に参考にする気はないのですが、思い当たるフシも多々あったので、納得できたことは今後の夫婦関係に生かしていこうと思いました。

いやー、それにしても刺激的で面白いセミナーでした。終了後の受講生たちの盛り上がりといったら！
初対面の人たちと居酒屋の閉店まで熱く語り合ってしまったよ。あ～、楽しかった。

りこ（2009年12月23日 15:12） コメント(3)|トラックバック(0)