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「THIS IS IT」を観る

おれたちアラフォー以上の世代にとっては間違いなく大大大スーパースターであるMichael Jackson。
彼が衝撃の死をとげ、残念ながら公演されずに終わったツアーのリハーサル風景をまとめた映画「THIS IS IT」を観てきました。
一緒に行ったのは、マイケル世代どまんなかのかずおくん。

感想は...「ショービジネスってステキだなぁ」の一言。
もちろん「50であの動き...すごすぎる」とか「惜しい人をなくした」とか色々あるんですが、彼のすごさはもうずっと前から知ってることで、後世に残る名エンタテイナーであることは明白なので、そこはとりあえず置いておきます。
それでも、オーディションを勝ち抜いた若いダンサーたちが「マイケルと仕事できるなんて夢みたい」と涙ながらに語っているのを観て、改めて彼の偉大さをひしひしと感じました。

ゴシップの餌食になった時代がちょっと長すぎたよなぁ。
彼がおこなった数々の慈善活動(「We are the World」もそうだよね)がゴシップの影に隠れてしまったことは本当に残念。生前にもっともっと評価されるべきだったと思う。

あと個人的な感想としては、一瞬でも「音楽でご飯を食べたい」と願った時期がある私にとって、こういう風にショービジネスの素晴らしさを見せつけられると、まぶしいような妬ましいような後悔のような...ものすごく複雑な気持ちになりました。もう全然違う道を進んでしまってるのにね。
「もし生まれ変わりがあるなら...」と一瞬まじめに考えちゃいました。

かずおくんは、大好きな「Smooth Criminal」で涙腺がゆるんだそうで。
私は、「リハーサルなのに本気出させんなよ~」(マイケル談)の「I'll be there」で涙ちょちょぎれました。
この映画、泣いちゃう人が多いみたいんだけど、思わずにんまりしてしまう場面もかなりたくさんあります。「あぁぁ、音楽っていいなぁ」って幸せな気持ちになりました。

Michael 、あなたが残した「Heal the World」の精神、微力ながら受け継いで生きていくよー!!

りこ2009年11月12日 12:31|トラックバック(0)

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